昔、スーパーからバナナがなくなるほど流行ったバナナダイエット。
今では当時ほどの話題はなくなりましたが、バナナが痩せるために効果的な食べ物であることは変わっていません。
かつては朝バナナが主流でしたが、最近は夜にバナナを食べる方法も人気になっているぐらいです。
というわけでこの記事では、バナナダイエットの効果的なやり方や痩せる理由について詳しくお伝えしていきます。
正しいバナナダイエットをおこなえば、過度な食事制限や運動をしなくても痩せることが可能なので、バナナ好きの方はぜひ参考にしてみてください。
[surfing_su_note_ex note_color="#FFE4E1"]※バナナの他に、しょうがも痩せるためにオススメの食材です。しょうがダイエットについて知りたい方は、こちらの記事をチェックしてみてください。
⇒レンチン生姜が最強?生姜ダイエットの魅力と効果的な方法を大紹介
[/surfing_su_note_ex]バナナダイエットのメリット
大幅な食事制限をしなくてよい
バナナダイエットの基本は、1日の3食のうち1食をバナナに置き換えるだけという方法です。
そのため、他の2食をある程度なら食べたいだけ食べても大丈夫なのです。
ダイエットでよくある食事制限をしなくても痩せれることは、バナナダイエットの大きな魅力といえるでしょう。
お金があまりかからず財布に優しい
お金があまりかからないのもバナナダイエットのメリットです。
バナナは4本~5本ついた1房を数百円で購入することができます。
1本あたりの価格を計算すると、30円~40円ほどです。
低コストであることは始めやすく、続けやすくしてくれます。
時間がとられない
バナナダイエットはバナナを食べるだけなので、時間がとられないのもうれしいところです。
片手間でも十分に続けていけます。
忙しい生活をしている方でも取り組みやすいのはありがたいことでしょう。
バナナダイエットの種類とやり方
バナナダイエットには大きく2つの種類があります。
どちらもやること自体に差はないので、自分に合いそうな方を選ぶといいでしょう。
朝にバナナを食べる
バナナダイエットの基本といえば、朝食にバナナを食べることです。
朝にバナナを食べると、エネルギーを急速に補給できるため、1日の始まりから快適に過ごせるというメリットがあります。
やることはとてもシンプルで、常温の水と一緒に1本~2本のバナナを食べるだけです。
より効果を発揮させるために、よく噛んで食べるといいでしょう。
朝食をバナナに置き換えたら、昼食と夕食はいつも通りに食べます。
夕食にバナナを食べる
最近になって注目されているのが、夕食にバナナを食べるダイエットです。
人間は夜に脂肪が蓄積されやすい体質を持っているのですが、夜にバナナを食べることでこの脂肪の蓄積を防ぐことができるのです。
やることは朝バナナと同じで、夕食をバナナ1本~2本に置き換えるだけです。
胃腸の負担をおさえるために、飲み物は常温の水がいいでしょう。
朝食と昼食はいつも通りのバランスのよいメニューを食べるようにします。
バナナダイエットが効果的な理由
バナナダイエットは簡単に取り組むことができる優れたダイエット法です。
では、いったいなぜバナナダイエットは痩せるために効果的なのでしょうか?
その痩せる理由について解説していきます。
低カロリーである
バナナが太らずに痩せさせてくれる要因として、非常に低カロリーなことがあります。
中ぐらいのサイズのバナナ1本あたりのカロリーはなんと、たったの80kcalほどなのです。
茶碗1杯のご飯が約250kcalなので、バナナのカロリーの低さはずば抜けているのがわかります。
太ってしまう大きな原因はカロリーの過剰摂取です。
1日の食事の1食をバナナに置き換えるとカロリーの摂取をおさえることができるので、痩せることにつながるのです。
食べ過ぎを防ぐことができる
バナナは食べごたえや甘みが適度にあるため、満腹感を感じやすい食べ物です。
そのため、食べ過ぎてしまうのを防いでくれる効果があります。
また、バナナには食欲をおさえてくれる「ヒスチジン」が含まれているのも食べ過ぎを防げる理由です。
低カロリーで少量でも満腹感を感じやすいバナナは、ダイエット成功に活躍してくれるのです。
腸内環境が整う
バナナは炭水化物が多く、20%~30%は炭水化物でできています。
炭水化物が多いと聞くと、太りやすい食べ物じゃないの?と思う方もいると思いますが、そうではありません。
バナナに含まれている炭水化物の70%ほどは食物繊維なのです。
つまり、バナナは食物繊維が豊富に含まれる食べ物であるといえるのです。
豊富な食物繊維は腸内環境を整え、便秘の解消をしてくれます。
便がたまっていない腸内環境は健康面だけではなく、痩せやすい体質になるためにも大切なことです。
脂肪が燃焼しやすくなる
実は、フルーツのなかで最もカリウムが含まれているバナナ。
カリウムには余分な脂肪を燃焼する力を上げてくれる働きがあり、痩せ体質にすることに貢献してくれます。
また、カリウムには体内にたまった不要な水分を排出してくれる働きがあるため、摂取するとむくみの解消や予防にも効果的です。
痩せるだけじゃない!美肌効果もあるバナナ
ここまでお伝えのとおり、バナナは痩せるために効果的な食べ物です。
しかし、バナナの魅力はダイエット効果だけに終わりません。
美肌効果もあるのです。
腸内環境が整うことはニキビなどができにくくなり、肌をきれいにすることができます。
また、バナナには抗酸化作用のあるポリフェノールが多く含まれているため、アンチエイジング効果も期待できます。
痩せるうえに、肌も美してくれるバナナは女性にとてもうれしい食べ物なのです。
バナナダイエットに成功した芸能人
バナナを食べる置き換えダイエットをすることで、実際に痩せることができた芸能人について紹介します。
森公美子
バナナダイエットの芸能人といえば森公美子さん、というぐらい有名です。
森公美子さんはテレビ番組(TBS)でバナナダイエットを実践し、なんと1ヵ月で7kgも痩せることに成功したのです。
この劇的な効果が話題になり、バナナ売り切れが続出するという社会現象がおこるきっかけとなりました。
深田恭子
深田恭子さんもバナナダイエットに成功した芸能人の1人です。
彼女は、映画の撮影のなかで演じるキャラクターの衣装を着たとき、お尻が破けるという事態を起こしました。
そして、このままだとダメだ、という思いからバナナダイエットを始めました。
結果、3ヵ月で12kgも減量することに成功したのです。
抜群のセクシーな体型で演じるキャラクターは好評で、映画も大成功でした。
バナナダイエットの注意点
これまでお伝えしてきたように、バナナダイエットにはメリットがたくさんあります。
バナナダイエットに興味がある方はさっそく始めてみてください、、と言いたいところですが、ちょっと待ってください。
バナナダイエットをするうえでの注意点についてもお伝えしておきます。
1日2食以上は食べないようにする
バナナがダイエットに効果があるからといって、食べ過ぎるのは逆効果です。
特にありがちなのが、朝食と夕食の2食をバナナに置き換えてしまって栄養バランスが偏ってしまうことです。
バナナは栄養豊富な食べ物ですが、さすがに摂れない栄養分もあります。
バナナの置き換えは朝食か夕食の1食のみにし、残りの2食はバランスのよい食事をするようにしましょう。
食べ過ぎが引き起こす体のリスク
バナナには、シュウ酸と呼ばれる成分が含まれおり、シュウ酸を摂りすぎると排尿に障害をあたえる尿管結石(にょうろけっせき)が起こるリスクがあります。
また、バナナに含まれるカリウムを摂りすぎると肝臓に負担をかけることになることも注意しなければなりません。
このような体に起こるリスクからも、1食に食べるバナナは1本~2本にしておくのが無難でしょう。
バナナダイエットをしながら心がけたいこと
バナナダイエット効果を1日でも早く実感するため、他にもやっておきたいことについても紹介します。
ダイエットの基本的なことばかりですが、基本も大事にしていくと結果に大きな違いがでてきます。
間食をしない、もしくは減らす
バナナによる置き換えダイエットをしていても、間食でたくさん食べていては台無しになってしまいます。
より早く痩せるためには、間食はなくしてしまうのが理想です。
もし、間食をしないことがあまりにも苦痛であるのでれば、太りにくいおやつを食べるようにしましょう。
太りにくいおやつとして、カカオ70%以上のチョコレートやナッツ類がおすすめです。
間食を減らすことも積極的にしていきたい方は、こちらの記事も参考にしてください。
⇒痩せたいのに食べちゃうのはなぜ?無性に食べたくなるその理由とは!
夕食は20:00までに食べるようにする
寝る前に食事をしてしまうと中性脂肪がたまりやすくなり、太る原因となります。
夕食は可能であれば、20:00までに終わらせるのが理想とされています。
生活のなかで、さすがに20:00までに夕食を終わらせられない方は、寝る4時間前までに夕食を終わらせることを心がけましょう。
夜更かしせずに早く寝る
睡眠中には脂肪を分解してくれる成長ホルモンが分泌されるので、太るのを防止してくれます。
そして、この成長ホルモンがより多く分泌されるのが22:00~深夜2:00とされています。
痩せ体質になるためには、夜更かしは避けるようにして早めに寝るようにしていきましょう。
バランスのよい食事を忘れない
リバウンドもせず、健康的に痩せるためには栄養バランスがとれた食事が欠かせません。
お伝え済みですが、バナナばかり食べているのはNGです。
野菜やたんぱく質もしっかりと1日に食べていくようにしましょう。
特におすすめなのが、しょうがも食べることです。
しょうがのダイエット効果も抜群なので、バナナダイエットと組み合わせると痩せ効果をより早く実感することができるでしょう。
しょうがダイエットについては、こちらの記事をチェックしてみてください。
⇒レンチン生姜が最強?生姜ダイエットの魅力と効果的な方法を大紹介
運動も取り入れる
バナナダイエットを実践していれば、運動を積極的にしなくても痩せることが期待できます。
しかし、早く痩せるためには運動もするに越したことはありません。
また、健康のことを考えても適度な運動はしておいた方がいいでしょう。
1駅分ぐらいの距離なら歩いたり、自宅で手が空いたときに筋トレするだけでもいいので、運動も意識して取り入れるといいでしょう。
おすすめのバナナレシピ
生のバナナばかり毎日食べていては、飽きがくるときがあると思います。
そんなときは、バナナを他の食べ物と合わせて食べるのがいいでしょう。
ダイエット中に最適なバナナを使ったレシピを紹介しておくので、違ったバナナの食べ方を楽しむ参考にしてください。
バナナヨーグルト
ヨーグルトには腸内環境を整えてくれる乳酸菌がたくさん含まれています。
そのため、便通をよくする食物繊維が含まれるバナナと相性抜群なのです。
腸内環境をよくすることは痩せやすい体質にしてくれるのです。
バナナヨーグルトは、バナナとヨーグルトを合わせるだけで作れるというお手軽さも魅力です。
黒酢バナナ
黒酢は健康にいいことは有名ですが、ダイエットにも効果的な飲み物です。
お酢にはアミノ酸・クエン酸・酢酸といった脂肪燃焼力を上げてくれる成分が含まれています。
黒糖を入れるので、酢が苦手な女性でも飲みやすいのが特徴です。
[surfing_su_box_ex title="黒酢バナナの作り方" box_color="#FF69B4"]【材料】
- バナナ 1本(中サイズ)
- 黒糖 100g
- 黒酢 200cc
【作り方】
- バナナを1cm~2cmぐらいに大きさに輪切りする
- ビンのなかに黒糖・バナナ・黒酢の順番で入れる
- フタはせず、電子レンジで30秒(600W)加熱する
- 1晩おいたら完成
豆乳バナナスムージー
バナナをスムージーにして飲むのもおいしくてオススメです。
スムージーをつくる材料には豆乳を使うといいでしょう。
豆乳には大豆たんぱく質が豊富なため、バナナと組み合わせることでダイエット効果を底上げしてくれます。
[surfing_su_box_ex title="豆乳バナナスムージー" box_color="#FF69B4"]【材料】
- バナナ 1本(中サイズ)
- 豆乳 200cc(糖分の少ない無調整タイプが理想)
- はちみつ 少々(お好みで)
【作り方】
- バナナを一口サイズに切る
- 切ったバナナ・豆乳・はちみつをミキサーに入れ、混ぜる
バナナを選ぶポイントと保存方法
バナナダイエットは、食べるバナナを選ぶところから始まっています。
また、買ったバナナの保存の仕方も大事なことです。
ここでは、知っておくと役に立つバナナを選ぶポイントと保存方法についてお伝えしていきます。
バナナを選ぶポイント
バナナは採れたては青色をしていて、時間がたつと黄色になり、最終的には茶色になります。
このようにバナナには大きく分けて3段階の色があります。
そして、実は3食のなかで最もダイエットに適した色の時期があるのです。
それは、青バナナです。
青色のバナナには、食物繊維と似た働きをするレジスタントスターチが含まれているため、腸内環境をより整えてくれるのです。
それに加え、青みがある時期は硬さがあるため、よく噛むことになって満腹度が高まるといった効果もあります。
青すぎるバナナはさすがに食べにくいと思うので、全体は黄色いけど少し青みがあるバナナをメインで食べるのがオススメです。
バナナを選ぶ参考にしてみてください。
バナナの保存方法
バナナは熱帯地方の食べ物のため、常温保存が基本です。
そのため、真夏でもないのに買ってきてすぐに冷蔵庫に入れてしまうと、傷むのが早くなってしまうので注意しましょう。
また、バナナは房から1本ずつ切り離しておくと熟しすぎるのを防ぐことができます。
まとめ
いかがでしたか?
バナナダイエットに興味が出てきましたか?
バナナは栄養価が高いわりにカロリーが低く、ダイエットに適した食べ物です。
食事をバナナに置き換えることを続けていれば痩せることを実感することができるしょう。
バナナが好きな方は1度、実践してみてはいかがでしょうか。
1食をバナナに置き換え、他の2食の食事にもこだわるとダイエット効果はさらにアップします。
そして、バナナ以外の食べ物で注目したいのが、記事中でも紹介したしょうがです。
しょうがもバナナに負けないほどのダイエット効果を秘めているのです。
しょうがダイエットについても知っておくと、ダイエット生活に役立つでしょう。
しょうがダイエットについての詳しくは以下の記事をチェックしてみてください。
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