少し前に流行っていたキャベツダイエット。
ダイエットに関心がある方であれば、1度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?
キャベツダイエットは数あるダイエット方法の中でもお手軽で簡単なため、今でも人気があります。
今回はキャベツダイエットの効果や、正しい方法について詳しくお伝えしていきます。
キャベツダイエットとは?
キャベツダイエットを一言でいうと、「食前にキャベツを食べるだけ」というダイエット方法です。
キツい運動をしたり食事制限したりする必要がないので、我慢せずに痩せたいという人におすすめです。
痩せる効果もバッチリ期待でき、以下のようにキャベツダイエットで痩せた例はたくさんあります。
- 1週間でマイナス4kg
- 1ヵ月でマイナス6kg
- 3ヵ月でマイナス15kg
- 3ヵ月でマイナス27kg
次からは、キャベツのダイエット効果や痩せる理由について詳しく見ていきましょう。
キャベツダイエットの効果や痩せられる理由
食欲がおさえられる
キャベツにはシャキシャキした歯ごたえがあって食べるときに満腹中枢を刺激しやすく、少しの量でも満腹感をえることができます。
そのため、普段の食事にキャベツをプラスするだけでお腹いっぱいになるのが早くなり、意識していなくても自然と食事制限ができるのです。
キャベツ自体も低カロリーなのもポイントで、大きなダイエット効果が期待できます。
腸内環境がよくなって痩せ体質になる
キャベツには不溶性食物繊維が豊富に含まれており、この食物繊維は腸の働きを活性化させてくれます。
腸の働きがよくなって腸内環境が整うと、消化吸収がスムーズになって体の代謝がアップし、痩せやすい体質になることができます。
また、水溶性食物繊維は胃の中で水分を吸収して膨らむ特徴があるため、より満腹を感じさせてくれます。
美肌効果も期待できる
キャベツダイエットでは体重を落とすだけでなく、美肌効果が期待できる点にも注目です。
キャベツにはビタミンCやビタミンEが含まれているため、肌をきれいにしつつ、しわやシミなどのケアまでできるのです。
とくに女性であれば美肌効果はうれしいところですね。
キャベツダイエットの方法
ここからは、基本的なキャベツダイエットの方法について紹介していきます。
「毎食タイプ」「夜だけタイプ」の2つの方法があるのでそれぞれ見ていきましょう。
毎食キャベツダイエット
朝・昼・晩と毎食ごとにキャベツを食べるやり方になります。
毎食の食事前にキャベツを口にすることで、1日に食べる食事の量を減らすことができるため大きなダイエット効果が望めます。
短期間で大幅に体重を減らしたい人におすすめの方法といえるでしょう。
夜だけキャベツダイエット
1日の中でもカロリー摂取が多いとされる晩食の前にキャベツを食べるというものになります。
毎食キャベツダイエットに比べると痩せ効果は高くないですが、夜だけなので無理なく続けやすいのがポイントです。
日中は外にいることが多い人や、キャベツに飽きてしまう心配がある人におすすめです。
キャベツダイエットを成功させるポイント
キャベツダイエットもやり方によって、より効果が高まったり、思うように効果が実感できなくなったりします。
ダイエットを成功させるためにも、キャベツダイエットのポイントをおさえておきましょう。
1回につき200gは食べる
十分に満腹を感じながらお腹を膨れさせるために、1回につき最低200gのキャベツを食前に口にしましょう。
200gはキャベツ1玉の約1/6にあたります。
キャベツはカロリーが低いため、200gで物足りないとときは、さらに多く食べても大丈夫です。
ただし、キャベツ自体に痩せる効果があるわけではないので、キャベツも食べれば食べるほどいいわけではありません。
自分に合った量を食べていくことが大切です。
継続する
キャベツダイエットも他のダイエット法と同じく、継続することが大事です。
1日実践しただけで痩せることは難しいです。
キャベツダイエットを始めるなら、最低でも1週間は続けてみましょう。
生で食べる
キャベツダイエットで食べるキャベツは生が理想です。
理由は、生が最もかたくて歯ごたえがあり、満腹中枢も刺激しやすいからです。
逆に、ゆでたり焼いたりしてしまうとキャベツが柔らかくなってしまうので、ダイエット効果がほとんど期待できなくなってしまいます。
どうしても生のキャベツが苦手な方は、ゆでたり調理してもかまいませんが、なるべく食感は残すようにしましょう。
ざく切りで食べる
キャベツは千切りなど細かい状態の方が食べやすいですが、ざく切りなど大きめに切ることでより噛みごたえがあり満腹感がえられるようになります。
ざく切りだと手間もかからないメリットもあるのでおすすめですよ。
たんぱく質を意識して摂取する
キャベツを食べていると、自然と食事制限ができるのが魅力ですが、とるべき栄養が不足してしまうのは問題です。
とくにキャベツにはたんぱく質が少なく、たんぱく質が不足すると筋肉が落ちて代謝が悪くなり、痩せにくい体質になってしまいます。
そのため、キャベツダイエット中は意識して1日に70gほどのたんぱく質はとるようにし、筋肉量を維持していきましょう。
キャベツダイエットのおすすめレシピ
ドレッシングなどで味付けを変えたとしても、キャベツを食べることに飽きてくることも少なくありません。
そんなときは、キャベツを使った料理でアレンジしてみるといいでしょう。
おすすめのレシピの例を紹介しておくので参考にしてみてください。
塩昆布キャベツ
・材料
キャベツ200g(約6分の1)・塩昆布を2つまみ・ごま油を小さじ2杯
・作り方
①ざく切りにしたキャベツをビニール袋に入れます。
②そこへ塩昆布を入れて揉み込むようによく混ぜます。
③最後にごま油をかけて完成です。
塩昆布の他にも、マヨネーズ・ツナ・鶏がらスープなどで代用するのもおすすめですよ。
お好み焼き風キャベツ
・材料
キャベツ6分の1・マヨネーズ・お好み焼きソース・かつお節
・作り方
①キャベツをざく切りにし、電子レンジで軽くチンします。(シャキシャキ感が残る程度)
②チンしたキャベツをお皿に盛ります。
③キャベツの上にマヨネーズとお好み焼きソースをかけ、さらにかつお節を盛りつけたら完成です。
キャベツダイエット中は毎日でもキャベツを食べるので、1度に多めに作っておくと手間も減るのでおすすめです。
また、ドレッシングをはじめ、ごま油やマヨネーズなどはコレステロール0といったようなダイエット向きの商品だとより効果を高めることができますよ。
キャベツダイエットに失敗してしまう原因
キャベツダイエットは成功した人がいる一方で、効果がなかったという声も中にはあります。
キャベツダイエットで失敗してしまう人によくあることも紹介しておくので、キャベツダイエットを始めてみようという方はチェックしておきましょう。
よく噛んでキャベツを食べていない
キャベツダイエットは食前にキャベツを食べることで満腹感がえられ、食事管理ができることをお伝えしました。
しかし、よく噛まずにささっとキャベツを食べ終えてしまうと、満腹を感じれずダイエットにならない場合があります。
ゆっくりとよく噛んでキャベツを食べることが大事なので、1口で20回ほどは噛むことを意識しましょう。
キャベツしか食べない
キャベツは腹持ちがいいため、キャベツを食べるだけで空腹に困らないこともあります。
ですが、キャベツしか食べない置き換えダイエットは厳禁です。
キャベツだけでは必要な栄養をバランスよくとることがでできないので、痩せにくいだけでなく栄養失調の原因にもなります。
とくに、キャベツに足りないたんぱく質は別の食べ物でしっかりとっていくようにしましょう。
間食が多い
自然と毎食の食事制限ができるキャベツダイエットですが、メインの食事の他でおかしなどを食べ過ぎているとさすがに痩せることが難しくなります。
間食を全くしてはいけないということはありませんが、あくまで食べすぎには注意しましょう。
ほとんど運動をしない
食事と同じく、運動も痩せるためには欠かせません。
運動量があまりに少ないと痩せにくくなります。
体重を落とすのはもちろんですが、筋肉が落ちてしまうのを防ぐためにもある程度の運動はしましょう。
ハードな運動でなくてもいいので、外出時はできるだけ歩く時間を増やすなどを心がけていきましょう。
まとめ
いかがでしたか?
キャベツダイエットは、普段の食事にキャベツをたすだけで効果がえられる簡単ダイエットです。
キャベツには「満腹を感じさせる」「腸内環境を整える」といった働きがあるため、ダイエットに活躍してくれます。
正しい方法で取り組めば、ちゃんと痩せることはできるはずです。
キャベツダイエットに興味がある方は、まずは1週間がんばってみませんか。
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