いつまでもきれいな肌でいたいというのは女性の永遠のテーマですね。
年を重ねても肌がおとろえない美しい女性は同じ女性でも憧れてしまいます。
それではいったい、老けを感じさせない彼女たちの美肌の秘訣はなんなのでしょうか?
それはずばり、保湿です。
保湿はスキンケアの基本中の基本なので、美しい肌をつくるうえで欠かすことはできないのです。
というわけで今回は、正しい保湿の仕方について公開していきます。
ぜひ、きれいな肌をいつまでも維持するための参考にしてみてください。
保湿とは?
保湿という言葉はよく聞く言葉ではあるのですが、ここで保湿の意味についておさらいしておこうと思います。
保湿とは文字通りのまま解釈すると、肌が湿った状態を保つという意味になります。
つまり、肌が水分をたっぷり含んでいて蒸発していかない状態のことになります。
保湿をするというのは、潤い成分を肌に補給してあげつつ、潤い成分が外に出ていかないようにしてあげることなのです。
保湿をしているつもりでも、水分を肌に染み込ませているだけといった間違ったことをしている女性も少なくありません。
正しい保湿の意味についてはしっかりと頭に入れておくようにしましょう。
正しい保湿が必要な理由
保湿を中心とした正しいスキンケアができるいる人は、健康的な美肌でい続けることができます。
高齢者といわれる年齢になっても肌がきれいでいられるかどうかは、保湿がカギを握っていると言っても過言ではありません。
逆に、スキンケアが間違っていると様々な肌トラブルを起こしてしまいます。
肌トラブルは女性の魅力を落としてしまうので、なんとしても避けたいところです。
保湿不足が引き起こす肌トラブルの一例を紹介しておくので、当てはまる方は保湿の仕方を見直してみましょう。
乾燥
肌がカサカサに乾燥してしまうことは保湿が足りていないことが原因です。
この乾燥が起こると、他の肌トラブルも非常に起こりやすくなってしまします。
ニキビ
ニキビができてしまう原因に保湿は大きく関係しています。
肌にある角質は水分が足りていないと厚くなるという性質を持っているため、保湿不足は角質を厚くさせて毛穴を詰まりやすくさせてしまいます。
毛穴が角質で詰まってしまうと皮脂も詰まるので、その詰まった皮脂がニキビを発生させてしまうのです。
しわ
目元や口元にできるしわは乾燥じわと呼ばれていて、肌の水分が足りていないことが原因でできてしまいます。
若い女性の方でもしわが目立ってしまっているのは保湿不足が大きな原因です。
間違った保湿の仕方の例
よくある間違った保湿の仕方の例を紹介します。
当てはまる項目がある方は、保湿の方法を改めるようにしましょう。
化粧水をたっぷりつければ保湿になる
乾燥を気にしている方がやってしまいがちなこととして、多量の化粧水を顔につけることが目立ちます。
洗顔して失われる水分を補給するために化粧水をつけることはとても大切なことです。
しかし、肌がふやけるぐらい化粧水を肌につけてしまうと逆効果なので注意しなければなりません。
1度で含むことができる水分にも限界がありますし、不要な水分はすぐに蒸発してしまいます。
また、化粧水のつけ過ぎの大きな問題は、肌の保湿に最重要ともいえる保湿成分を溶かしてしまうことです。
化粧水の使用も適量を守らなければなりません。
油分でフタをしておけば万全
化粧水を使って肌に水分補給した後に、乳液やクリームなど油分を含んだものを使っている方は多いと思います。
肌に補給した水分が蒸発しないように油でフタをすることは保湿の定番です。
しかし、乳液やクリームの水分を保護する力は完璧ではありません。
油分でフタをしたとしても隙間から徐々に肌の水分は蒸発しているのです。
乳液やクリームを使うのは保湿の基本なので誤りではありませんが、これだけでは正しい保湿にはならないことは覚えておいてください。
ニキビ肌だと保湿はいらない
ニキビができやすい人にありがちなこととして、保湿はニキビによくないと思って保湿をしないことがあります。
確かにニキビ肌の人が乳液やクリームをつけると油分過剰でニキビを悪化させることはあります。
ですが、ニキビ肌の原因は肌が乾燥していることに関係していることを知っておかなければなりません。
肌の水分が足りなくて乾燥してしまうと、肌は不足している水分を補うために皮脂を分泌させます。
そして、乾燥によってキメの乱れた肌に分泌された皮脂が合わさるとニキビができてしまうのです。
ニキビ肌の場合、保湿の仕方に工夫が必要なだけで、保湿が必要なことに変わりはないことを覚えておきましょう。
顔に皮脂が目立つ脂性肌にも同じことがいえます。
正しい保湿の仕方
それではここから本題の正しい保湿の仕方について解説していきます。
本当に正しい保湿をするうえで知っておいてもらいたいことは、こちらの2点です。
- 肌の保湿成分を守る
- 肌に保湿成分を補給する
いつまでも衰えない美肌でいるポイントは肌にある保湿成分(セラミドなど)にあるのです。
保湿成分を守る洗顔の仕方
保湿を見直すとき、毎日おこなっている洗顔から見直す必要があります。
保湿を意識した洗顔で大事なポイントはいかに保湿成分を洗い流さないかです。
今ある肌の保湿成分を守るために、強く洗いすぎないようにします。
肌の保湿を守る洗顔方法についてお伝えてしていくので参考にしてください。
1,クレンジング
1日のメイクを落とすためにおこなうクレンジングは、メイクを落とすと同時に貴重な保湿成分も落としてしまいがちなので注意しなければなりません。
クレンジングをするときは、肌に優しいミルクタイプのものを使用し、顔を強くこすらずにメイクを落としていくようにします。
また、クレンジングはできるだけ使わない方がいいので、メイクをしていない日はクレンジングの使用は控えるようにしましょう。
2,洗顔
洗顔の目的は顔についた汚れや余分な皮脂を取り除くことが目的です。
なので、顔の汚れなどといっしょに保湿成分まで洗い流してしまうのは間違った洗顔となります。
保湿成分を肌に残したまま洗顔するには、クレンジングと同じように優しくしてあげます。
洗顔料はよく泡立てて、泡だけで顔の汚れをとるようにしていきます。
洗顔時間は30秒ぐらいを目安にしましょう。長すぎると保湿成分まで落としてしまうことになりがちです。
洗うときの注意点ですが、間違っても手で直接肌に触れてゴシゴシとこすってはいけません。
強く肌をこすってしまうと肌が大きなダメージを受けてしまい、保湿力が低下してしまいます。
それと、洗顔料を落とすときの水の温度も大切です。32℃前後のぬるま湯で洗うようにしましょう。
冷たい水だと毛穴が開かず、熱湯だと肌に必要な油分まで落としてしまうのです。
洗顔はほぼ毎日するものなので、正しい洗顔の仕方は必ず身につけるようにしましょう。
3,洗顔後に気をつけること
洗顔した後も油断してはいけません。
ぬれた顔をふくのにタオルを使うと思いますが、ここでゴシゴシと強くこすってしまうと全てが台無しです。
タオルで顔をふくときは優しくおさえるようにしてあげましょう。
4,洗顔のしすぎにも注意
顔のニキビや脂が気になるからといって1日に何度も洗顔する方がいますが、過度の洗顔は肌の保湿成分が失われていくことになり、肌の状態を悪化させてしまいます。
1日でおこなう洗顔は多くても朝と夜の2回にしておきましょう。
保湿成分の補給は化粧品にこだわる
続いて、美肌に大切なことのもう1つの保湿成分の補給についてお伝えしていきます。
今ある肌の潤い成分を守りながら、同時に増やしてあげることもとても大事なことです。
保湿成分を補給するためには、保湿成分をたっぷり含む化粧品を使うことが基本です。
主な保湿成分も紹介しておくので、化粧品を選ぶときの参考にしてみてください。
・セラミド
セラミドは肌のキメを構成している細胞間の脂質で、セラミドが多い肌ほど保湿力が高くなります。
美肌に欠かせないこのセラミドですが、残念ながら20歳あたりから減少していってしまいます。
40歳ぐらいになるとセラミドの量が20歳の頃の50%ほどになってしまうのです。
赤ちゃんと40歳の人の肌を比べて潤い状態が全然ちがうのは肌のセラミド量が大きく関係しています。
よって、加齢とともに減ってしまうセラミドをどれだけ補ってやれるかは美肌の大きなポイントです。
加齢によるセラミドの減少は止めることができませんが、セラミドを補給してあげることはできるのです。
化粧品を選ぶときは、セラミドが配合されたものを選ぶといいでしょう。
・ヒアルロン酸
ヒアルロン酸は有名な成分なので知っている方も多いのではないでしょうか?
1gで6,000mlもの水分を含むことのできるヒアルロン酸も、潤ったお肌をつくるうえで欠かせません。
ヒアルロン酸もセラミド同様に積極的に補給していきましょう。
また、資生堂から販売されているヒアルロン酸パッチが人気なので少し紹介しておきます。
このヒアルロン酸パッチですが、シートが針状になっているのが大きな特徴で、ヒアルロン酸をお肌の角層までしっかり届けることができます。
そのため、即効性が高く、普通のシートマスクではできない保湿ケアを実現することができます。
・1日でも早くきれいなお肌になりたい
・昔のプルプルのお肌を取り戻したい
・大切な日に備えてお肌に整えておきたい
といった女性にピッタリの商品といえるでしょう。
ヒアルロン酸パッチに興味がある方は、ぜひ詳細をチェックしてみてくださいね。
・コラーゲン
肌の細胞と細胞をつなぐ働きをしてくれるコラーゲンも忘れてはいけない成分です。
コラーゲンが十分にある肌は保湿力が高くなり、しわができるのを防いでくれます。
・エラスチン
エラスチンも保湿成分の代表の1つです。
エラスチンは主に肌にハリや弾力を与えるゴムのような役割をしてくれます。
しわやたるみを防ぐためにエラスチンも大事な成分です。
肌タイプ毎の保湿の補足
基本的な保湿の仕方はお伝えしてきたとおりですが、肌のタイプごとに、より適した保湿方法があります。
なので、各肌タイプ別に保湿の補足についてお伝えしておきます。
乾燥肌
カサカサして粉がふきがちな乾燥肌は、少ない貴重な保湿成分を外に逃がさないことをまず重視しましょう。
乾燥肌にとってクレンジングや洗顔は保湿力が低下する原因になりやすいのです。
朝の洗顔時はぬるま湯だけで洗うようにするなど、できるだけ肌に負担をかけないような工夫が必要です。
油分も足りていないので、乳液やクリームもぬり、保湿効果の高い美容液も多めに使っていきましょう。
混合肌
おでこから鼻のTゾーンは皮脂がおおいけど、ほほ辺りは乾燥している混合肌。
混合肌の方は、乾燥しているほほ部分を重点的に保湿ケアをしていきましょう。
皮脂の多いTゾーンは乳液などの油分は少なめでもいいでしょう。
注意点は、Tゾーンは皮脂が多いからといって保湿を全くしないことは避けましょう。
脂性肌
顔の全体に皮脂が多い脂性肌タイプの方は、乳液やクリームをつける量に気をつけましょう。
脂性肌の方の場合、もともと皮脂が多いので乳液などで油分を与えるのは油分過剰となってしまうことがあります。
ただし、脂性肌は保湿が十分な状態というわけでもないので、保湿はきちんとしていきましょう。
洗顔後は化粧水でちゃんと水分を補給するようにし、肌トラブルを防ぐために美容液も使っていく方がいいでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
正しい保湿の仕方について少しでも勉強になるところがあったのであれば幸いです。
繰り返しになりますが、いつまでも美肌でいる秘訣は保湿にあります。
保湿がばっちりできていれば100歳まで美肌が続くことも夢ではないのです。
保湿は日々の積み重ねが積み重なって結果に表れるので、1日1日のスキンケアを大事にしていきましょう!
「保湿は日々の積み重ねが大事なのはわかるけど、早くきれいになりたい!」といった方には、資生堂のヒアルロン酸パッチがおすすめです。
自宅にいながらエステ級の保湿ケアができるので、ぜひ詳細をチェックしてみてくださいね。