美容に関する話題の中で、「くすみ」という言葉をよく聞きませんか?
顔のくすみとは、簡単にいうと肌の色が良くない状態のことを示します。
しかし、その肌の色の調子が悪いくすみにも種類があったり、原因がそれぞれ違ったりするので、くすみというのはとても深いことを含んでいます。
そのため、くすみについて詳しく知っている人は意外と少ないのです。
くすみについてちゃんとした知識があると、美肌になるために役立つので、くすみについてはよく知っておきたいところです。
というわけで今回は、くすみについてはもちろん、くすみの原因や解消法について詳しく説明していきます。
[surfing_su_note_ex note_color="#FFE4E1"]※顔のむくみが気になる方は、こちらの記事をチェックしてみてください。
⇒ 顔のパンパンもこれでOK!簡単に顔のむくみを取る方法11選
[/surfing_su_note_ex]くすみとは何なのか?
最初に簡単に説明しましたが、くすみについての言葉の意味を解説します。
くすみとは、顔の肌の色のトーンが本来よりも暗く、透明感がない状態の肌のことです。
以下の画像を参照してもらえると、わかりやすいと思います。
画像の女性の左半分がくすんだ状態で、右半分が正常な健康的な状態です。
このように、くすんだ肌だと明るく見えないので、実際よりも老けて見られてしまったり、疲れているように見られてしまいます。
また、くすんでいると化粧のノリが悪くなってしまったり、肌荒れなどの他の肌トラブルを引き起こしてしまうこともあります。
くすみは美容の大敵となるので、できる限りくすみになる原因はつくらず、もしできてしまってもすぐに解消させるのが理想なのです。
そして、くすみにも多くの種類があり、各種類によって対策も異なってくるので、くすみについて知っておくべきことはたくさんあります。
次はくすみの種類について紹介していきます。
くすみの種類
メラニンくすみ
メラニンくすみとは、日光の紫外線によって皮膚内で作られたメラニンによるくすみです。
皮膚内のメラニンはある程度までは除かれるのですが、大量にメラニンがつくられてしまうと、くすみとなって肌に表れてしまいます。
メラニンくすみの特徴として、肌の色が茶黒く見えます。
乾燥くすみ
乾燥くすみは、その名のとおり肌の乾燥が原因で起こるくすみです。
肌内のセラミドやコラーゲンなどの保湿成分の不足していると乾燥してしまいます。
肌が乾燥肌の人はなりやすいくすみとなります。
乾燥くすみの特徴として、肌の色が灰色っぽく見えます。
血行不良によるくすみ
体内の血液の流れが悪いと、顔にくすみとして表れることがあります。
これは血行不良によるくすみです。
血の流れの悪さが原因となっているので、くすみの色として青暗く見えるのが特徴です。
顔がむくみやすい方は、この血行不良くすみも起こりやすいです。
汚れくすみ
メイクが落としきれずに顔に残っていたり、古い角質が肌に溜まっていたりすると、くすみの原因となります。
このくすみは、顔の汚れが原因となているので、汚れくすみと言われています。
普段のメイクが濃い人や、メイクを落とさない日がある方は気をつけなければならないくすみです。
汚れくすみの色は、黒い色をしています。
毛穴くすみ
毛穴くすみとは、開いた毛穴に皮脂や汚れが溜まってしまうことで起こる、黒ずんだくすみです。
毛穴くすみはこのように、毛穴が開きやすい小鼻や頬などの部分的に起こりやすいくすみになります。
また、毛穴がふさがってしまうので、ニキビの原因ともなります。
老化くすみ
老化くすみは、古い角質が肌内に溜まってしまうことで起こるうす茶色のくすみです。
若い頃は、肌のターンオーバーが正常に行われるため、古い角質が自然とはがれていくのですが、年を重ねるとこのターンオーバーが正常に働かなくなってしまいます。
ターンオーバーが乱れてしまうと、古い角質が肌内に残ってしまうので、この残った古い角質がくすみの原因となってしまいます。
老化くすみはこのように、加齢によるターンオーバーの乱れが大きな原因ですが、若い方も油断はできません。
不規則な生活をしていると、若くてもターンオーバーは乱れてしまうのです。
糖化くすみ
甘い食べ物など、糖分を多く含む食べ物を摂りすぎると、くすみを引き起こすことがあります。
この肌の糖化によるくすみは、甘い食べ物だけでなく、ご飯やトウモロコシなどの糖質を多く含む食べ物も含まれます。
普段からこういった糖分の多い食べ物をよく食べる方は、糖化くすみになりやすいといえるでしょう。
糖化のくすみは、黄色や茶色として肌に表れます。
化粧品くすみ
数年前に開封した古い化粧品を使ったりしていませんか?
古い化粧品は、含まれる油などの成分が劣化していることが多く、その化粧品を肌につけるのは望ましくありません。
余分な刺激を肌に与えることになってしまい、炎症や色素沈着を起こし、くすみとして顔に表れることがあるのです。
また、この化粧品くすみは化粧品そのものだけでなく、肌に触れるメイクグッズも関わってくるので、細かいところまで注意する必要があります。
タバコくすみ
タバコを吸っていると、顔の肌が茶色っぽくなるくすみの原因となりがちです。
これは、タバコに含まれるニコチンによる作用が大きく関わっています。
ニコチンは、肌内でメラニンが作られるのを止めてくれるビタミンCを破壊させてしまうので、メラニンがどんどん肌内で作られていき、メラニンくすみと同じようなくすみとなって表れます。
また、タバコをくわえるため、唇までもが茶色にくすんでしまうのです。
くすみの解消法
くすみの種類を一通り見て、いかがでしたか?
わたし、このタイプのくすみに当てはまってるみたい…という方もいらっしゃるかもしれません。
もしも自分の顔がくすんでしまっていると感じるなら、早めに手を打っていきましょう。
くすみは早めに解消させるに越したことはないのです。
ここでは、各タイプのくすみの解消法について紹介していきます。
メラニンくすみ
メラニンくすみを解消させるためには、肌のターンオーバーを促進させて、メラニンでくすんだ肌を生まれ変える必要があります。
そのためには、美白効果がある肌のターンオーバーに効果的な化粧品を積極的に使っていくといいでしょう。
オススメは、プラセンタが配合された化粧品を使うことです。
プラセンタには万能な効果があり、お肌の質を生まれ変えてしまうぐらいのパワー秘めています。
プラセンタについて詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考にしてくみてください。
⇒ 美肌の新常識!プラセンタの美容効果がすごすぎる秘密とは?
乾燥くすみ
乾燥くすみは、肌内の保湿成分が足りていないことが原因なので、保湿成分を重点的に補給していく必要があります。
保湿成分であるセラミドやコラーゲンがたっぷり含まれた美容液を使っていくことがオススメです。
肌の保湿は、ニキビやしわなど他の肌トラブルにも効果抜群なので、積極的に肌の保湿はおこなっていきましょう。
肌の保湿に効果的な美容液について詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考になります。
⇒ これぞ美肌の裏技!知らないと損する美容液の驚くべき効果
血行不良によるくすみ
血行不良を解消させるには、マッサージをして血行を促進させることが効果的です。
マッサージをするときは、マッサージクリームを使うとより効果的なのでオススメです。
くすみを解消させるマッサージのやり方は、こちらの動画が参考になります。
[surfing_su_youtube_ex url="https://www.youtube.com/watch?v=NDr5tEznC9A"]汚れくすみ
汚れくすみを解消させるには、汚れの原因となっている古い角質を取り除かなくてはなりません。
古くなった角質が溜まっていると、自然にはなかなか落ちていくことが期待しにくいので、ピーリングを行うのがオススメです。
ピーリングとは、薬剤を使用して肌の表面の余分な角質を落とす方法です。
角質がザラザラと気になるときはこのピーリングによってボロボロと古い角質を落としてあげましょう。
注意点は、ピーリングは古い角質を落とすのが目的なので、頻繁に行わないようにする必要があります。
古い角質がない肌の状態でピーリングをしてしまうと、大きな刺激によって肌にダメージを与えることになります。
毛穴くすみ
毛穴くすみは、毛穴が開いていることが問題となっているので、毛穴を防ぐ対策が必要です。
そして、毛穴が開いてしまっている主な原因は肌の保湿不足です。
保湿くすみと同じく、保湿美容液を使うなどして毛穴を引き締めるようにしていきましょう。
保湿のカギを握る美容液についての詳細はこちらの記事を参考にしてください。
⇒ これぞ美肌の裏技!知らないと損する美容液の驚くべき効果
老化くすみ
老化くすみは、加齢によるターンオーバー力の低下や、肌内の保湿成分の減少が原因となっています。
なので、良質な睡眠をとったり、保湿成分を補充してあげると解消していきます。
また、内面からのケアも大事になってくるので、ビタミンCを多く含んだ食品を積極的にとっていくのも効果的です。
老化くすみは、1度くすんでしまうと解消が難しいので、くすまないように若いうちから予防をしっかりとしておきましょう。
糖化くすみ
糖化くすみは、ターンオーバーによる肌の生まれ変われなどで解消されにくいくすみです。
なので、糖化くすみが顔に表れてしまうと、自力で解消するのが非常に困難です。
どうしても黄色い顔の糖化くすみが気になるようなら、皮膚科やクリニックに相談した方がいいでしょう。
このように、糖化くすみは1度表れるとやっかいなので、予防がとても大事になってきます。
甘いスイーツや、ごはん・うどんなど糖分の高いものばかり食べないように気をつけましょう。
化粧品くすみ
化粧品くすみは、開封して期間がたった古い化粧品を使っていることが原因です。
解消させるためにまずやるべきことは、古い化粧品は思い切って捨ててしまうことです。
古い化粧品の判断基準として、半年を基準にするといいでしょう。
タバコくすみ
タバコくすみの悪化を防ぐためには、タバコをやめるのが1番です。
たばこをやめつつ、美容液などで美白成分を肌に与えていけば解消に近づくでしょう。
タバコは様々な肌トラブルの原因となるので、吸わない方がいいことは言うまでもありません。
くすみの予防法
顔がくすんだ状態になっているのに気づいたら、そのくすみの原因に対してすぐに処置をするのは大切です。
そして、さらに大切なのは、くすまないように予防することです。
予防がしっかりとできていれば、くすみに悩まされることも少なくなりますし、もしくすんでしまっても楽に解消することができます。
ここでは、これまで紹介してきたくすみの特徴を踏まえ、くすまないための予防策についてお伝えします。
紫外線対策を年中怠らない
日光の紫外線を浴びてしまうと、肌内でメラニンが生成されてしまい、くすみの原因となってしまいます。
なので、外出するときは日焼け対策をして紫外線を浴びないようにしましょう。
保湿ケアを十分にする
肌の保湿が十分に保たれていると、くすんでしまうことが少なくなります。
また、肌の保湿は美肌の基本となるので、保湿には十分にこだわっていくのがオススメです。
解消によく使う保湿美容液ですが、予防にも役立ってくれます。
早いうちから肌の保湿に手を入れていると、肌の状態が見違えるように変わってくるでしょう。
保湿のスペシャルアイテムの美容液についてはこちらの記事が参考になります。
⇒ これぞ美肌の裏技!知らないと損する美容液の驚くべき効果
睡眠をきちんととる
新しい綺麗な肌に生まれ変わるターンオーバーは、睡眠中に行われます。
汚れくすみや若いうちの老化くすみを防ぐためには、この睡眠がとても大事になってきます。
睡眠不足だと、正常なターンオーバーが行われないため、古い角質が肌に残ってしまうのです。
仕事などで忙しい方も、睡眠は意識してきちんととるようにしていきましょう。
糖分の多いものばかり食べない
甘い物やごはんなど、糖分が多い食べ物ばかり食べていると、糖化くすみの原因となります。
糖化くすみは解消が困難なので、糖分の取り過ぎには十分に注意して予防をしっかりとしていきましょう。
まとめ
いかがでしたか?
くすみについて少しでも理解してもらえたのであれば嬉しいです。
くすみも他の肌トラブルと同様に、早いうちの対策と予防が大切になってきます。
美意識の高い方は、是非ともくすみについても正しく理解して、美肌ライフを続けていきましょう!
記事中で何度か紹介しましたが、くすみに対して効果的なこととして、新しい肌に生まれ変わるターンオーバー促進と保湿があります。
このターンオーバー促進と保湿は、できるかぎり普段のスキンケアと同時に行っていきたいところです。
くすみ対策のスキンケアに関しては、以下の記事が参考になるのでオススメです。
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