人の顔の印象をガラッと変えてしまうこともある眉毛。
そんな眉毛を整えることは思った以上に難しいことです。
「なんとなく自己流で眉毛を整えてみたら失敗してしまった…」という女性も少なくないのではないでしょうか?
でも大丈夫です。ポイントさえおさえれば眉毛は簡単に整えることができます。
そんなわけで今回は、初心者でも簡単にできる眉毛の整え方についてお伝えしていきます。
手入れされた美眉をゲットしたい方は参考にしてみてください。
知っておきたい眉毛を整えるときに大切なこと
眉毛をきれいに整えるために必ず覚えておきたいのは、アイブロウなどによって眉メイクがされた状態で眉毛を整えることです。
眉メイクが完成された状態で眉毛を整えたほうがいいのは、「必要な眉毛をカットしてしまうのを防げる」「仕上がりの眉毛が左右対称になりやすい」といった理由があります。
逆に、ノーメイクのすっぴん時に眉毛を整えてしまうと、「必要な毛までカットしてしまう」「左右の眉のバランスが悪くなる」といったことになりがちです。
とくに眉毛はなかなか生えてこないので、カットに失敗するのは避けたいところです。
眉毛を整えるのはすっぴん状態ではなく、メイクを落とすクレンジング前のタイミングでおこなっていきましょう。
眉メイクのポイント
先ほど、眉毛を整えるために大切なこととして「眉メイクをした状態で眉毛を整える」ということをお伝えさせていただきました。
なので、眉毛の整え方の前に、眉メイクのポイントについてお伝えしておきます。
眉メイクは美眉になるための重要な土台となるので、「眉メイクはバッチリできてるよ」という方も、おさらいとして眉メイクのポイントを確認しておくといいでしょう。
眉毛の黄金比率を知る
バランスのよい理想の眉毛の形として、黄金比率というものが存在します。
美しい眉メイクを完成させるためには、この眉毛の黄金比率を知ることが欠かせません。
黄金比率については以下を参考にしてみてください。
[surfing_su_box_ex title="眉毛の黄金比率" box_color="#FF69B4"]①眉頭の位置は、目頭の真上あたりかやや内側(鼻側)
②眉山の位置は、外側の白目の真上あたり
③眉尻の位置は、小鼻と目尻の延長線上
各ポイントの位置がわかりにくい場合は、透明の定規などを顔にあててみるといいでしょう。
黄金比率をもとにした眉メイクができると誰でもナチュラル美眉になることができ、整えるのも失敗しにくくなりますよ。
眉メイクの例
理想の眉メイクの完成形について解説してきたので、ついでに代表的な眉メイクのパターンを紹介しておきます。
以下のように、眉メイクにも種類がいくつかあるので、なりたいイメージに合った眉を描くといいでしょう。
とくにフェミニン系の太めの並行眉は女性らしい印象をあたえ、最近のトレンドでもあるのでおすすめですよ。
今回を機会に、なりたい理想の眉毛について見直してみるのもいいかもしれませんね。
眉毛を整えるのに必要な道具
眉毛を整えるためには道具が欠かせません。必要な道具を確認しておきましょう。
眉バサミ
眉バサミは、無駄ないらない毛をカットするために使います。
先が細いハサミだと細かいところまでカットしやすくなります。
ブラシ
ブラシには眉毛の毛流れを整える役割があります。
毛がプロペラのようなスクリュータイプだと、クセがついた眉毛を引き起こしやすいのでおすすめです。
コーム
コームは主に、眉に当ててカットすべき長すぎる毛を判別させるときに活躍します。
毛流れを整えるときにも使えます。
最近はブラシとコームが一体化した便利なものもあるので、そういったものを使うのもいいでしょう。
カミソリもしくは電動シェーバー
眉毛を剃るために欠かせないのがカミソリです。
刃で皮膚を切ってしまわないよう、初心者は刃に保護カバーのついた安全なものを選ぶのが無難です。
肌に負担をかけにくい電動シェーバーを使って眉毛を剃るのも1つの方法です。
眉毛の整え方の基本講座
それではここからは、眉毛の整え方について詳しくお伝えしていきます。
①眉メイクの最終確認をする
いらない眉毛を本格的にカットしていく前に、眉が理想のメイク状態か確認します。
もしメイクが崩れているのであれば、少しメイクの手直しをおこないましょう。
②メイクからはみ出た毛をカットする
まずは眉バサミを使い、眉メイクから外れている不要な眉毛をカットしていきます。
残った根元の毛は後で処理するので、カットはおおまかで大丈夫です。
③眉毛の毛流れを整える
ブラシやコームを使い、眉毛の毛流れを整えます。(眉頭から眉尻に向かって)
この毛流れを整えることは地味ですが、眉をカットしたときにムラができないように必ずおこないましょう。
とくに、毛量が多くて濃かったり、眉毛どうしがからまっている方は必ずカットする前に毛流れを整えるようにしてください。
④余分な長さの眉毛をカットする
毛流れを整えることができたら、コームとハサミを使って余分な長い眉毛をカットしていきます。
コームの目の部分を眉毛にさし、はみ出した眉毛をハサミでカットしていきましょう。
コームを動かしながら順番に毛をカットしていきます。
カットに慣れていない方であれば、できれば1本ずつていねいにカットしていきましょう。
⑤メイクを落とす
ボサボサした長い眉毛のカットができたら、クレンジングをしてメイクを落とします。
この後、カミソリを使って眉毛を剃るので、メイクを落として眉を清潔な状態にしておく必要があります。
⑥不要な眉毛を根元から剃る
最後に、手順②でカットしたときに少し残った毛を、カミソリか電動シェーバーを使って剃り落とします。
事前にハサミで不要な毛をおおまかにカットしているので、剃るべき毛は一目でわかるはずです。
剃るときは、必要な残す毛までまきこまないように気をつけて丁寧に剃っていきましょう。
いらない毛を全て剃ってきれいになったら完了です。
眉毛サロンなどでプロに相談するのもおすすめ
どうしても自分で眉毛を整えるのが不安な方は、眉毛サロンなどを利用するのもおすすめです。
眉毛専用のサロンでは、プロが眉毛をきれいに整えてくれるので確実で安心です。
自分に合った眉毛を提案してもらえたり、眉毛の整え方のアドバイスをもらえるのもうれしいところです。
また、眉毛のことに詳しい美容師さんも意外と多いので、普段お世話になっている仲のいい美容師さんがいれば眉毛の相談をしてみるのもいいでしょう。
眉毛の整え方に関するQ&A
眉毛を整えることに関してよくある質問と回答をまとめてみましたので参考にしてみてください。
眉毛は抜かない方がいいのか?
はい。抜かない方がいいです。
眉毛は全身の毛のなかでも再生力が弱いため、1度抜いてしまっただけで生えてこなくなることがあります。
眉毛の形の部分から明らかに外れている毛は毛抜きなどで抜いてもいいですが、できるだけ眉毛は抜かずに処理することをおすすめします。
眉毛を切りすぎてしまった場合は?
眉毛を切りすぎてしまった場合は、生えてくるまでメイクや前髪で隠して対策をしましょう。
できるだけ早く眉毛を伸ばしたい方は以下の記事を参考にしてみてください。
⇒眉毛を早く伸ばす7つの方法!切りすぎ、剃りすぎに効果的!
生えていない眉毛を生やすことはできないか?
眉毛を生やすことは可能です。
1度毛根が弱ってしまうとなかなか生えてこない眉毛ですが、毛根を元気にしてあげると毛が生える可能性があります。
眉毛美容液を使ったり、眉のマッサージをしてあげれば毛根を元気にすることができます。
眉毛を生やす方法についての詳しくは、以下の記事をチェックしてみてください。
⇒眉毛を生やすために効果的な7つの方法【流行りの太眉になれる】
まとめ
いかがでしたか?
失敗することなく眉毛を整えるポイントは、眉メイクをした状態で不要な眉毛をはっきりさせ、不要な眉毛だけカットすることです。
今までなんとなく眉毛を整えていた方は、ぜひ今回の記事を参考にして美眉を手に入れてみてください。
眉毛が整えば、今まで以上にメイクも楽しくなりますよ♪
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