きれいな肌になりたいのに、悩みのタネとなる肌トラブル…。
まったく自分の肌に対して悩みがない、といった女性はほとんどいないのではないでしょうか?
肌トラブルには乾燥やニキビなど様々な種類があり、原因もそれぞれのトラブルで異なります。
肌トラブルを解消させたいのであれば、肌トラブルの種類を明確にし、そのトラブルに合った対策をしていく必要があります。
今回の記事では、肌トラブルの種類や特徴と対策方法についてお伝えしていくので、肌トラブルのない美肌になりたい方は参考にしてみてください。
肌トラブルの種類と特徴
それではまず、肌トラブルの種類と特徴について順番に紹介していきます。
肌トラブルに悩んでいる方は、悩みのトラブルは何なのかを具体的に知るようにしましょう。
乾燥
乾燥とは、肌内の水分が不足していて肌の表面がカサカサしている状態です。
乾燥が悪化すると、粉がふいたりすることもあります。
1年中ずっと乾燥肌に悩む方もいれば、乾燥しやすい季節の冬にだけ肌が乾燥する方もいます。
[surfing_su_box_ex title="乾燥が起こる主な原因" box_color="#00BFFF"]- スキンケアによる保湿ができていない
- 使う化粧品が合っていない
- 加齢による肌の水分量の低下
肌荒れ
肌荒れとは、外部からの刺激によって肌が炎症やかゆみを起こしている状態です。
外部からの刺激を防いでくれる肌のバリア機能が弱っているため、ちょっとした刺激によって肌が反応してしまっているのです。
肌荒れが起こりやすい人の肌は敏感肌といわれています。
[surfing_su_box_ex title="肌荒れが起こる主な原因" box_color="#00BFFF"]- 保湿が不十分である
- 刺激の強い化粧品を使っている
- 間違ったスキンケア方法で肌に刺激をあたえている
- ホルモンバランスの乱れ
ニキビ
肌トラブルとして悩む人が多いニキビ。
ニキビは毛穴につまった皮脂によって肌が炎症している状態です。
ニキビは症状によって種類があり、「白ニキビ」「黒ニキビ」「赤ニキビ」などに分かれているのが特徴です。
ニキビは他の肌トラブルに比べて悩んでいる年齢層が広く、大人だけでなく、多くの若い中高生の間でも悩みのタネとなっています。
[surfing_su_box_ex title="ニキビができる主な原因" box_color="#00BFFF"]- 皮脂が過剰に分泌されている
- 洗顔の仕方が間違っている
- 保湿が足りていない
- 生活習慣の乱れ
毛穴の開き
頬がミカンの皮のようにデコボコしてしまっているのは毛穴の開きの症状です。
また、小鼻がイチゴのように黒ずんでしまっているのも毛穴が開いてしまっていることに関係しています。
開いた毛穴につまった汚れが黒く酸化してしまい、イチゴのように黒ずんで見えるのです。
毛穴の開きは30歳をこえた頃から目立つようになることが多いのが特徴です。
[surfing_su_box_ex title="毛穴の開きが起こる主な原因" box_color="#00BFFF"]- 加齢による肌の水分量やハリの低下
- 保湿が不十分である
くすみ
くすみとは、肌に透明感がなく、本来よりも暗く見えたり黄色く見えてしまう肌トラブルです。
肌がくすんでいると、化粧のノリが悪くなってしまったり、老けて見られてしまうことがあります。
くすみは徐々に顔色が変化するため、自分ではなかなか症状に気づきにくいといった特徴があります。
[surfing_su_box_ex title="くすんでしまう主な原因" box_color="#00BFFF"]- 顔の血行不良
- 洗顔が不十分である
- 保湿が不十分である
- 日焼けによるメラニンの発生
- 炭水化物や砂糖など糖質の摂りすぎ
シミ
シミは皮膚が薄黒く変色しているのが特徴で、あると老けて見られがちです。
シミをつくっている正体は、皮膚のなかで過剰に生成されたメラニンです。
また、ニキビが治った後に肌の色が変色しているニキビ跡の状態もシミの1種です。
[surfing_su_box_ex title="シミができてしまう主な原因" box_color="#00BFFF"]- 紫外線を浴びることによるメラニンの生成
- ニキビなどによる炎症
シワ
くっきりとした筋目の線が出るシワは肌の老化現象の1つです。
シワには大きく分けて2種類があり、でき始めの小さい表皮ジワと溝の深い真皮ジワがあります。
シワは誰でも年をとれば自然と現れてしまうものですが、対策すればシワをできにくくすることができます。
[surfing_su_box_ex title="シワができてしまう主な原因" box_color="#00BFFF"]- 加齢による肌の水分量の低下
- 紫外線による肌のダメージ
たるみ
あると一気に老け込んで見られてしまう、たるみ。
たるみはシワと似ていますが違いがちゃんとあります。
たるみは皮膚内のコラーゲンなどの減少によって肌の弾力やハリがなくなってしまい、皮膚が垂れ下がった状態をあらわします。
皮膚が垂れ下がっているため、皮膚がデコボコしているように見えることがあるのが特徴です。
ほうれい線はたるみの1種です。
[surfing_su_box_ex title="たるみが起こる主な原因" box_color="#00BFFF"]- 加齢による肌の水分量の低下
- 紫外線による皮膚内のコラーゲンやヒアルロン酸の減少
- 表情筋のおとろえ
赤ら顔
赤ら顔はその名のとおり、顔の全体もしくは頬や鼻が赤くなって目立っている状態の肌トラブルです。
見た目だけの問題でなく、ときにはかゆみなどを引き起こすこともあります。
また、ニキビや皮脂による肌の炎症が赤ら顔の原因となっている場合もあります。
[surfing_su_box_ex title="赤ら顔になる主な原因" box_color="#00BFFF"]- 刺激に反応しやすいほど皮膚が薄い
- ニキビによる肌の炎症
- 皮脂の過剰な分泌
肌トラブルごとの効果的な対策
肌トラブルの種類がわかったところで、次はそれぞれの肌トラブルの対策法についてお伝えしていきます。
乾燥
乾燥肌の対策としてやるべきことは、肌の保湿成分を守りつつ、保湿成分を補給してあげることです。
肌の保湿成分を守るためには、過度なクレンジングや洗顔をひかえ、すすぐお湯も熱すぎないぬるま湯を使うようにしましょう。
保湿成分を補給するためには、セラミドなど保湿効果の高い化粧品を使ってスキンケアをしてあげます。
乾燥肌の正しいスキンケアについて知りたい方は、以下の記事も参考にしてみてください。
⇒乾燥肌の保湿は本当にそれで大丈夫?正しい保湿はここで知ろう!
肌荒れ
肌荒れを改善させるための基本は、肌を十分に保湿することです。
何度も洗顔することを避けつつ、保湿美容液を使うなどして肌をうるおしていきましょう。
また、肌荒れしやすい人は肌が敏感で刺激に弱いため、使う化粧品は添加物などが含まれていない刺激のやさしいものを選びましょう。
肌荒れの対策についての詳しくはこちらの記事も参考にしてみてください。
⇒肌荒れを引き起こす9つの原因!正しい対策で改善しよう!
ニキビ
ニキビをなくしたり予防するためには、肌の水分量と油分のバランスを整えてあげる必要があります。
肌の水分量と油分のバランスを整えるためには正しい洗顔をすることがまず大事です。
洗顔することで余分な皮脂を落としつつ、必要な油分は肌に残してあげるのがポイントです。
洗顔後は保湿もしっかりとしてあげます。
ニキビ肌を改善する洗顔の仕方についての詳しくは以下の記事を参考にしてください。
⇒ニキビ対策の基本!ニキビを治す、予防するための洗顔のポイント
毛穴のトラブル
毛穴の開きや黒ずみなどのトラブルの根本的な原因は肌が水分不足なことにあります。
なので、他の肌トラブルと同じように保湿ケアをしっかりして対策していくのが基本となります。
毛穴パックを使うといった強引な対策は、毛穴トラブルを悪化させがちなので注意しましょう。
毛穴の開きが気になる方は以下の記事もチェックしてみてください。
⇒開きっぱなしの毛穴にサヨナラ!正しい毛穴の引き締め方を大公開
くすみ
血行不良によるくすみを解消させるには、蒸しタオルで顔を温めてあげたり、顔のマッサージをするのが効果的です。
乾燥からくるくすみの場合は保湿を重点的におこなってあげます。
メラニンによるくすみを防ぐために、紫外線の対策もしっかりやっていきましょう。
くすみの対策法についてもっと詳しく知りたい方は、以下の記事をチェックしてみてください。
⇒「くすみとは何?」を一発解決!くすみがわかる情報はココにあり!
シミ
シミをつくらないためには、紫外線対策をおこなって肌内にメラニンを生成させないことが基本です。
シミは1度できるとなくすのが困難なため、予防が何よりも大切です。
もしできてしまったシミをなくしたいのであれば、肌の生まれ変わりをサポートする化粧品を使うか、美容皮膚科で診てもらうようにするといいでしょう。
シワ
シワの主な原因は肌の水分量の低下なので、シワを防ぐためには保湿をしっかりしてあげるのが効果的です。
保湿をしっかりしていれば、小ジワ程度であればできてしまったシワでも解消させることも可能です。
一方、溝の深い大ジワは保湿だけで解消が難しいので、どうしても大ジワを解消させたいのであれば、美容皮膚科に相談しましょう。
シワの対策についての詳しくは以下の記事も参考にしてみてください。
⇒放っておくと一気に老け顔に!早めに始めたい顔のしわ対策10つ
たるみ
たるみを防ぐためには、肌のハリを保つヒアルロン酸などを減らしてしまう紫外線を浴びることを避ける必要があります。
なかなかたるまない美しく肌でいたいのであれば、紫外線の対策は夏だけでなく1年中するのがおすすめです。
また、よく笑ったり、顔のエクササイズをすることで顔の表情筋をきたえることもたるみの対策として効果的です。
日焼け対策を1年中して肌を紫外線から守りたいといった方は、以下の記事も参考にしてください。
⇒効果に納得!飲む日焼け止めを使う9つの大きなメリット
赤ら顔
赤ら顔の人の多くは顔の肌が薄くて刺激を受けやすくなっているので、刺激をできるだけあたえないことが大切です。
洗顔するときは優しく洗ってあげるようにし、使う洗顔料や化粧品なども刺激のかかる添加物などが含まれていないものを選ぶようにします。
くわえて、皮脂が過剰に分泌されないように正しいスキンケアも心がけるようにしましょう。
肌トラブルを防ぐには保湿がカギ
それぞれの肌トラブルの対策方法についてお伝えさせていただきましたが、多くの肌トラブルを防ぐためには保湿が重要なことがわかります。
肌をうるおす保湿はそれほどスキンケアとして基本的なことで、保湿がきちんとされた健やかな肌はトラブルが起こりにくいのです。
逆にいうと、肌トラブルが起きやすい場合は保湿が十分にできていなかったり、保湿の仕方が間違っていたりします。
いくつかの肌トラブルに悩んでいる方は、保湿の仕方をまず見直してみましょう。
保湿の仕方については以下の記事もぜひ参照してみてください。
⇒保湿が重要!100歳まできれいな肌が続く保湿の仕方
生活習慣による内側のケアも大事
これまでは主に肌トラブルを防ぐためにできる外側からのケア方法についてお伝えしてきました。
しかし、外側からだけおこなうスキンケアだけしていれば肌はきれいになるかというと、そうではありません。
外側からのスキンケアと同時に、内側からのケアをすることも大事なことです。
いくら外側のスキンケアを頑張っても、内面のケアができていなければ肌に悪影響をあたえてしまいます。
内面からのケアをするためには、以下のような基本的なことを普段の生活で意識していきましょう。
- バランスのとれた食生活をする
- 水分をしっかり補給する
- 十分な睡眠をとる
- 適度な運動をする
- ストレスをためこまない
生活習慣が整えば肌トラブルがより起こりにくくなり、どんどん美肌に近づいていくことができます。
肌トラブルがひどいときは皮膚科に相談する
もし、ニキビがなかなか治らないなどの肌トラブルが続いていて、対策してもなかなか改善されない場合は皮膚科で診てもらうのがいいでしょう。
皮膚に関するプロにトラブルの症状を診てもらえば、より確実な対策をすることができます。
患者ごとに、スキンケアや生活習慣についての的確なアドバイスをしてくれるのも皮膚科に通うメリットです。
自己流の対策で肌トラブルが改善されないときは早めに皮膚科に行くのがおすすめです。
まとめ
いかがでしたか?
肌トラブルはいくつか種類があり、発生する原因もさまざまです。
トラブルを解消させるためには、それぞれのトラブルに適した対策をするのがトラブル解消の近道です。
肌に異常を感じている方は、今回ご紹介してきたことを参考にして早めに対策を始めていきましょう!
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